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検針票に「1,000kWh超」と印字されていました。ただ、我が家ではこれが毎年の夏の風景です。結論から書くと、1,000kWhを超えた月の請求は約33,000円。そして去年の同じ時期より、2,000円ほど下がっています。
こんにちは、三姉妹ママのネコアシです!関西の3LDK、築古の賃貸マンションで5人暮らし。平日はフルリモートのパートで働いているので、夏のエアコンはほぼ止めません。それでも去年より安くなったのは、使う量を減らしたからではなく、料金プランを変えたからでした。
電気代1000kWhはいくら?我が家の請求は約33,000円でした
まず一番知りたいところから。我が家で1,000kWhを超えた月の電気料金は、約33,000円でした。ざっくり1kWhあたり33円くらいの計算になります。
我が家の使用量の並び
| 時期 | だいたいの使用量 |
|---|---|
| 一年で一番少ない月 | 500kWh前後 |
| 平均的な月 | 700kWh前後 |
| 真夏のピーク | 1,000kWh超(毎年) |
安い月でも500kWh。世間の平均から見ると、平常運転の時点でだいぶ多いほうだと思います。夏に1,000kWhを超えるのは、うちにとっては例年どおりの数字です。
1kWhの単価は契約先でぜんぜん違う
同じ1,000kWhでも、契約している会社とプランで請求額は変わります。だから「1,000kWhならいくら」という一律の答えはなくて、自分の検針票の請求額 ÷ 使用量を電卓で割るのが一番早いです。我が家は33円前後でした。ここが40円近い家庭なら、同じ使い方でも4万円に届きます。
我が家では、この割り算をやってみて初めて「使いすぎ」と「単価が高い」は別の問題だと気づきました。ずっと前者だと思い込んで、エアコンを我慢する方向にばかり頭が向いていたんです。
1000kWhは使いすぎ?我が家が毎年超える3つの理由

数字が異常なのか、生活が理由なのか。我が家の場合は、はっきり後者でした。心当たりが3つあります。というか、心当たりしかありません。
1. フルリモートで、昼間に家に人がいる
私は在宅パートで、就業時間は決まっています。つまり平日の日中、いちばん暑い時間帯にデスクに座っている人間が家にいるということです。会社で働いていた頃は、その時間のエアコン代は会社が払ってくれていたわけで、それが丸ごと自宅の請求に移ってきた形になります。一日の動き方は在宅ワークの一日の流れに書いていますが、朝から夕方までほぼ同じ部屋にいます。
2. 湿気がこもりやすいマンションなので、除湿機とエアコンが止まらない
うちのマンションは、とにかく湿気がこもります。風の通り道が少ないのか、梅雨から秋口まで、何もしないと部屋がじっとりしてくるんです。それで我が家では、涼しい時間帯をのぞいて、エアコンか除湿機のどちらかをほぼ止めずに動かしています。
子どものひとりが肌が弱く、湿気がこもるとかゆがることも多いので、ここは節約より優先させている部分です。あくまで我が家の判断で、肌の調子への影響には個人差がありますし、気になる場合は専門の方に相談するのが確実だと思います。
ちなみに「24時間つけっぱなしは高いのでは」とよく聞かれるのですが、我が家の実感としては、そこまで極端に跳ね上がる印象はありません。もちろん、朝出て夕方に帰ってくる家庭と比べたら高いです。ただ、いったん止めて日中に部屋へ熱がこもると、それを冷やし直すのにもパワーがいります。どちらが得かは条件次第で、我が家は止めないほうを選んでいる、というだけの話です。
3. 3LDKで、冷やす場所が分かれてしまう
間取りの問題もあります。リビングと寝室と子ども部屋、それぞれで冷やそうとすると、当然その分だけ増えます。しかも我が家は三姉妹が「暑い」「寒い」で毎回もめるので、体感温度が違う人間が5人いる時点でなかなか一台にまとまりません。
去年より2,000円下がった理由は、料金プランを変えたからでした

使う量は減っていません。むしろ増えているかもしれない。それでも去年の同じ時期より請求が下がっているのは、単価の側を触ったからです。
子どもの夏休み対策で、去年の夏に切り替えた
今契約しているのは、シン・エナジーの「【昼】生活フィットプラン」です。切り替えたのは去年の夏前。きっかけは節約というより、子どもの夏休みでした。
夏休みに入ると、子どもたちが一日中家にいます。私も在宅で働いている。つまり平日の昼間に、家族全員が家にいる期間が1か月以上続くわけです。それなら昼が安いプランに変えたほうがいいよね、という単純な話でした。
昼がいちばん安く、朝と夕方が高いプラン
特徴は名前のとおりで、平日の昼間がいちばん安く、夜がその次に安い。逆に朝の6時から9時ごろと、帰宅して夕食を作る夕方の時間帯がいちばん高い設定になっています。
- 昼 … いちばん安い
- 夜 … 2番目に安い
- 朝と夕方 … いちばん高い
在宅勤務で昼間に電気を使う我が家とは、噛み合いがよかったです。変えてから、月にして2,000〜3,000円ほど下がりました。使う量は減っていないのに、です。
正直に補足しておくと、この時期は電気代への政府の補助も入っています。なので下がった分のすべてがプランのおかげ、とは言い切れません。ただ、補助を差し引いて考えても、時間帯が噛み合った効果は確実にあったと感じています。
単価も時間帯の区切りも改定されることがあるので、実際に検討するときは公式サイトの最新の料金表を見てください。私が書いているのは、あくまで我が家が契約した時点の話です。
日中は家に誰もいない、という家には向きません
朝と夕方が高いプランなので、日中は誰も家にいなくて、朝と夜だけドタバタと電気を使う家庭だと、たぶん損をします。そういう家庭は、逆に夜間が安いプランを探したほうがいいと思います。同じ会社でも時間帯の設計が違うプランが用意されていることが多いので、比べてみてください。
我が家に効いたのは「昼に人がいる」という条件があったからで、そこが違えば結果も変わります。乗り換える前に一度、直近1年分の検針票を並べて時間帯ごとの使い方をざっと確認しました。この確認をサボって「安いらしい」で飛びついていたら、たぶん失敗していたと思います。
エアコンを止めずに電気代を下げる|窓と間仕切りでやったこと
プランの次にやったのが、冷やした空気を逃さないことでした。設定温度をいじるより、こちらのほうが体感としては効きました。
窓には省エネカーテンライナー
我が家が使っているのは、ニトムズの省エネカーテンライナーのLサイズです。透明のシートで、今使っているカーテンレールにそのまま引っかけるだけ。工事も接着もいらないので、賃貸でも気兼ねなく使えます。
正直に言うと、買った当初は「こんな薄いシートで変わるの?」と半信半疑でした。夏の効果は数字で示せるほどはっきりとは分からなかったのですが、はっきり実感したのは冬です。窓ぎわの、あのひやっとした空気が明らかに弱くなって、暖房の効きが変わりました。夏冬どちらも付けっぱなしで使えるので、季節ごとに外す手間もありません。
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廊下とリビングの間には間仕切りカーテン
賃貸あるあるだと思うのですが、子どもがリビングのドアを閉めません。何度言っても閉めません(笑)。それで諦めて、ドアに加えて間仕切りカーテンを足しました。ドアが開けっぱなしでも、カーテンが一枚下りているだけで冷気の逃げ方が変わります。
我が家が選んだのは、帝人のエコリエという素材を使った白い間仕切りカーテンで、幅100cm×丈250cm、1cm単位でフリーカットできるタイプでした。2,000円台です。ただ、以前から気に入って使っていた同じ品番が、探すと見つからないことがあります。買い替えのたびに同じ商品にたどり着けなくて、毎回ちょっと苦戦しているところです。
冬は玄関と廊下のあいだにもう一枚
夏の話からは少し外れますが、冬は玄関から入ってくる冷気がとにかく強いです。玄関と廊下の境目に厚手のカーテンを一枚下げたら、廊下の底冷えがかなりましになりました。我が家では、これが冬の暖房費にいちばん効いた気がしています。
電気代が高いなと思ったときに、確認したいこと
1,000kWhという数字そのものは、家族の人数と生活のしかたによっては普通に出ます。問題は数字の大きさではなくて、その中に説明のつかない分が混ざっていないかどうかだと思っています。
上から順に、手間が少なくて答えが出やすい順に並べました。
- ✓ 検針票の請求額 ÷ 使用量で、1kWhの単価を出す
- ✓ 去年の同じ月と比べる(先月と比べても季節の差しか見えません)
- ✓ 時間帯別の使用量を見て、深夜に動きっぱなしのものがないか確かめる
- ✓ 冷蔵庫やエアコンが10年選手になっていないか確認する
- ✓ 家族が電気を使う時間帯を書き出して、料金プランと噛み合っているか見る
- ✓ 窓と、開けっぱなしになるドアに、断熱の一枚を足す
- ✓ そのうえで、それでも下がらない分は必要経費として諦める
ちなみに我が家の答えは、上から5つ目の「時間帯が噛み合っていない」でした。故障でも劣化でもなく、生活と料金プランがずれていただけ。だから直したのもプランのほうです。
時間帯別のデータが見られるなら、まず深夜を見る
最近はスマートメーターが入っていれば、電力会社のマイページやアプリで30分ごとの使用量が見られることが多いです。ここを見るときのコツを書いておきます。
見るべきは、家族全員が寝ている深夜2時から4時ごろの数字です。この時間は、誰もスイッチを触っていないのに動いているものだけが残ります。冷蔵庫、給湯器の保温、つけっぱなしの除湿機、あとは待機電力。ここが家の底の消費量で、いわば1日の下限です。
この底の値が、日中の山より不自然に高い、あるいは季節に関係なくずっと高いままなら、そこに何かいます。我が家では夏に除湿機を回しているので底も上がりますが、それは自分で理由が説明できる分です。理由が説明できない底上げがあるときは、家電の劣化を疑ってもいいと思います。
グラフの形でも、だいたいの見当がつきます。
- 昼だけ盛り上がる … 冷暖房。プランの見直しが効きやすい
- 朝と夜だけ二山になる … 調理・お風呂・洗濯。生活リズムどおりで、健全な形
- 一日中フラットに高い … 常時動いているものが原因。機器の劣化を疑う
1,000kWhというのは、30日で割って24時間で割ると、平均1.4kWくらいを流し続けている計算になります。エアコン2台と冷蔵庫と除湿機が動いていれば、そのくらいはいきます。数字を分解すると、思ったより普通のことだったりします。
使う量を減らすより、単価と逃げ道を先に見直す
1,000kWhという数字は、我が家では毎年見ています。最初のころは自分の管理が甘いせいだと思っていましたが、中身を見たら、在宅勤務と湿気対策という、我が家にとっては手放せない理由があっただけでした。
減らせなかったものは減らさないままで、単価を見直して月2,000〜3,000円、窓と間仕切りで体感の効きを底上げする。この順番でやったのが、我が家には合っていたようです。エアコンを我慢する話が一度も出てこないのが、個人的には気に入っています。
今は、1,000kWhを超えた検針票を見ても慌てなくなりました。数字が大きいこと自体は問題ではなくて、その中身が説明できるかどうかなんだと思います。
細かい節電のやり方は電気代の節約方法8選と夏の電気代の節約方法5選にまとめてあるので、あわせてどうぞ。今年の夏も、無理せず乗り切っていきましょうね◎
💡 免責事項・ご注意
この記事はネコアシ個人の体験・見解に基づく情報提供を目的としています。記載の使用量・料金は我が家の検針票にもとづく実例で、契約プラン・地域・電力会社・時期によって金額は変わります。記載の時期には電気料金への公的な補助も含まれています。家計管理・節約方法は家庭の状況により効果に個人差があります。料金プランの最新の単価や時間帯は各社の公式サイトでご確認ください。


