5人家族の生活費の平均は?我が家は1か月およそ39万円

先に結論から書きますね。三姉妹(小5・小2・年長)を含む5人家族、関西の賃貸マンション暮らし。我が家の生活費は、貯蓄を除いて1か月およそ39万円です。
ざっくり3つに分けると、こんな配分になっています。
| 区分 | 1か月の金額 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 固定費 | 約25万7,000円 | 住居・光熱費・通信費・保険・教育費・こづかい |
| 生活費 | 約13万4,000円 | 食費・日用品・その他 |
| 合計 | 約39万1,000円 | 貯蓄を除いた1か月の支出 |
で、この39万円は多いのか少ないのか。総務省の家計調査でも、世帯人数が増えるほど1か月の支出は上がる傾向が示されていて、5人世帯なら月30万円台くらいが目安として語られることが多いです。それと比べると、我が家はやや上のほう。
理由ははっきりしていて、教育費(ほとんど習い事です)が月5万6,000円あるからです。ここを抜いたら一気に平均寄りになります。
裏を返せば、習い事が少ないご家庭や、家賃がもっと抑えられる地域なら、同じ5人家族でも数万円単位で変わってくるということ。平均の数字を見て落ち込む必要はまったくなくて、内訳を1つずつ自分の家に置きかえたほうが早いです◎
我が家では、この39万円という数字が出せるようになるまで3年近くかかりました。最初のころはレシートを財布に溜め込んで、月末に山を見て諦める…を何回繰り返したことか(笑)。今は費目をとことん減らして、やっと続いています。
5人家族の生活費、多い?少ない?の見分け方

他所の家の合計金額だけ見ても、正直あまり参考になりません。家賃も、子どもの人数も、住んでいる地域も違うからです。比べるときは、金額そのものより手取りに対する割合で見るほうがブレません。
ものさしになる「家計の黄金比」とは?
SNSでもよく見かける、収入に対する理想の配分です。私が家計管理を真剣にやり始めたころに初めて知りました。有名なのは次の2つでしょうか。
アメリカの上院議員エリザベス・ウォーレンが提唱した50:30:20がこちら。
- 50%:NEEDS/生活必需品(食費、光熱費、家賃、車など固定費)
- 30%:WANTS/贅沢費(外食費、レジャー費用、趣味など)
- 20%:SAVINGS/貯蓄・投資
ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが提唱している、家計項目別の黄金比率はこちら
- 住居25%
- 食費14%
- 光熱費7%
- 通信費2%
- 生命保険料5%
- 生活用品費2%
- 医療費1%
- 教育費3%
- 交通費2%
- 被服費3%
- 交際費2%
- 娯楽費2%
- こづかい10%
- 嗜好品1%
- その他4%
- 貯蓄17%
黄金比どおりの5人家族って、たぶんほぼいない
この数字どおりにいけば理想的です。ただ、子どもが3人いる時点で教育費3%は物理的に無理でした。給食費と学校の積立金だけで3人合わせて2万円ほどかかります。習い事を1つも足していない状態で、もう3%を超えているんですよね。
なので我が家では、黄金比はズレている場所を見つけるための物差しとして使っています。合っているかどうかではなく、どこが平均から飛び出しているのかが分かればじゅうぶんです。
我が家がズレているのは教育費だけだった
実際に並べてみると、住居も光熱費も通信費も、だいたい目安の範囲に収まっていました。大きく飛び出していたのは教育費の13%だけ。ここが分かってから、他の費目をチマチマ削るのをやめました。
我が家では、この「ズレているのは1か所だけ」と分かった瞬間がいちばん気持ちが軽くなった出来事です。全部ダメだと思っていたので…。
我が家の1か月の生活費の内訳を全部公開!

お待たせしました。ここからが実額です。タブを切り替えて見てくださいね
- 住居【23%】約100,000円
- 光熱費【8%】約35,000円
- 通信費【3%】約13,000円
- 生命保険【3%】約13,000円
- 教育費【13%】約56,000円
- こづかい【9%】約40,000円
固定費計59% 257,000円
- 食費【20%】約86,000円
- 日用品【5%】約22,000円
- その他【6%】約26,000円
生活費計31% 約134,000円
- 貯蓄【10%】約43,000円
- +残り分を貯金
5人家族:1か月にかかる生活費は約39万円(貯蓄を除く)
ごらんの通り、細かく分けるのは性に合わないので費目はかなり削っています。こづかいを固定費に入れているのも、毎月固定金額だからというズボラな理由だけ。
支出全体に占める割合で見ると、住居費で約4分の1、食費で2割強。この2つと教育費の3つで、39万円のうち3分の2くらいを使っている計算になります。削るなら大きい費目から、というのは本当にそのとおりでした。
固定費でいちばん重いのは住居と教育費
住居費の約10万円は賃貸マンションの家賃です。ここは引っ越さない限り動かせないので、はなから触らないと決めています。光熱費の3万5,000円は5人分の電気・ガス・水道。夏と冬で上下しますが、年間ならこのあたりに落ち着きます。
教育費の5万6,000円は、給食費・学校の積立金・習い事の月謝。黄金比の3%にはとうてい収まりません。詳しくは記事の最後に余談として書きました。
貯蓄は「1割だけ先取り」に落ち着いた
貯蓄は必ず1割だけ先取りと決めていて、あとは余った分を回すゆるい形です。以前はもう少し先取りの割合を上げていたのですが、この物価高で生活費が回らなくなり、優先順位を入れ替えました。
我が家では、先取り貯蓄を増やしすぎた月に、月末クレジットカードの引き落としが足りなくなって貯蓄から戻す…という間抜けなことをやりました。あれ以来、背伸びしない金額に下げています。
ここに書いている金額は、あくまで我が家の場合の数字です。家賃相場も、子どもの年齢も、習い事の有無もご家庭によって違うので、そのまま正解として写すより「うちならこの費目はいくらかな」と置きかえて読んでいただけたらうれしいです。
5人家族の平均食費が知りたい人へ:我が家は月8万6,000円

食費だけ知りたくて来られた方も多いと思うので、ここは単独で書きますね。我が家の5人分の食費は1か月およそ8万6,000円。外食代も含んだ金額です。1日あたりに直すと3,000円弱、ひとり1食あたりだと200円いかないくらいの計算になります。
食費8万6,000円の中身は?
内訳をざっくり言うと、こんな感じです。
- 週2回のスーパーのまとめ買い(ここが大半)
- 月1回のコストコと業務スーパーの買い出し
- 月2回までと決めている外食代
- お米(1か月に約15kg〜20kg)
お米の消費量、書き出すと我ながらすごいです…。朝は5人のうち3人がパン派、2人がお米派。まだ本格的な食べ盛りではないものの、子どもたちも年々よく食べるようになってきました。これが中高生になったら、と思うとちょっと震えます(笑)
食費を抑えるためにやめたこと
足すより、やめるほうが続きました。我が家がやめたのはこの2つです。
- 毎日スーパーに行くのをやめた/近所のスーパーの安い曜日に1週間分をまとめ買い。あとは日持ちしないパンや牛乳のために追加で1回だけ。とにかく行かない、が最大の節約でした
- 今日何作ろうと悩むのをやめた/コストコで豚肉・鶏肉・魚をまとめ買いして小分け冷凍、業務スーパーで冷凍総菜をいくつか確保。とりあえず米を炊いてなんか焼けばいい、という状態にしておくと外食が減ります
我が家では、スーパーに寄る回数を週4回から週2回に減らしただけで、体感でいちばん食費が動きました。買い物に行くと必ずお菓子と惣菜が増えるので…行かなければ増えません(笑)
5人家族の生活費シュミレーション:自分の家の数字を出す3ステップ

ここからは、我が家の数字を自分の家に当てはめてシミュレーションする手順です。家計簿がなくても、紙とペンで15分あればできます。難しい計算はしません。
ステップ1:1か月の手取りを1つの数字にする
まず、毎月使えるお金を1つの数字にします。ボーナスは入れないほうがいいです。毎月確実に入ってくる分だけにしておくと、あとでラクになります。
我が家は月ごとに変動があるので、少なめの月に合わせて設定しています。多い月は余るだけなので、困りません◎
ステップ2:動かせない固定費を先に引く
家賃、光熱費、通信費、保険、教育費、こづかい。ここは毎月ほぼ同じ金額が出ていくので、先に引いてしまいます。我が家の場合は約25万7,000円、手取りの6割弱がここで消えます。
この時点で残りが少なすぎるなら、食費を削るより固定費側を見直すほうが早いです。スマホのプランや保険は、一度直せば毎月ずっと効きますから。
ステップ3:残りを食費・日用品・その他に割る
手取りから固定費と先取り貯蓄を引いた残りが、やりくりに使える金額です。我が家は残り約13万4,000円を、食費・日用品・その他の3つだけに分けています。費目を増やすと管理が続かないので、3つが限界でした。
5人家族の食費の目安が知りたいときは、この残りの6割強を食費に置いてみてください。我が家の食費8万6,000円は、やりくり費13万4,000円のちょうど6割強にあたります。
計算する前のチェックリスト
書き出す前に、この5つだけ確認しておくと数字がブレにくいです。
- ✓ 年に1回の支払い(保険・車検・NHK・学用品など)を月割りにして足しましたか
- ✓ サブスクは全部書き出せましたか(我が家は忘れているものが2つありました)
- ✓ 食費に外食代を入れるか入れないか、決めましたか
- ✓ 子どもの習い事は、月謝だけでなく教材費や発表会費も入れましたか
- ✓ 費目は5〜10個くらいに収まっていますか
我が家では、年払いの保険料を月割りにしていなかった時期があって、引き落としの月だけ毎年赤字になっていました。月割りにして積んでおくだけで、その赤字は消えました。
我が家が続けている、ゆるい節約とやりくり術

節約といっても、無理な我慢は続きません。我が家はゆるく、でも効果のあるところだけをモットーに、こんな工夫をしています。
ポイ活とキャッシュレスは贅沢費に回す
クレカやQRコード決済で貯めたポイントは、生活費に混ぜず外食代に充てています。主に使っているのは住信SBIネット銀行のデビットカードとPayPay。即時決済が好きなんです、使った瞬間に減ってくれるので。自治体のキャンペーンもあるので、市の広報は一応チェックしています。
外食は月2回までとルール化
子どもたちが楽しみにしている外食。特に回転寿司が好きなのですが、頻繁に行くとびっくりするほど食費が跳ね上がるので月2回までと決めました。その代わり、外食の日は思いっきり食べます!
洋服はお下がりとフリマアプリ
三姉妹なので、上の子の服はほぼそのまま下に回ります。足りない分はフリマアプリで。サイズアウトが早い時期に新品でそろえるのは、我が家では早々に諦めました。
使うところは、迷わず使う
削るばかりだと家の空気が重くなるので、子どもたちの体験や学用品にはお金を出すと決めています。ここは節約、ここは出す、とあらかじめ線を引いておくと、レジの前でモヤモヤしなくなりました◎
我が家では、この線引きを紙に書いて冷蔵庫に貼っています。書いてあると、自分でも言い訳ができないので…(笑)
家計管理はアプリとエクセルの併用でラクになりました

ここまでの数字を毎月出すのに使っているのが、家計簿アプリとエクセルのダブル使いです。私は書くのが好きなので手書きの家計簿も続けていますが、全体像をつかむのはこの2つ。
● 家計簿アプリ「Zaim」
- レシート撮影で入力がラク
- 自動でカテゴリー分けしてくれるから見やすい
- 予算オーバーが一目でわかる
● 自作エクセルシート
- 月ごとの変化がパッと見でわかる
- 固定費と変動費を分けて管理できる
- 翌月の予算組みもしやすい
アプリで日々の記録を拾って、月末にエクセルへ集計するだけ。この記事の39万円という数字も、この流れで出しています。
5人家族の生活費に、正解の金額はないと思う
5人家族の生活費は、それなりにかかります。我が家の約39万円という数字も、多いと思われる方もいれば、うちより少ないと感じる方もいるはずです。
比べる相手は他所の家ではなく、先月の自分の家。それでじゅうぶんだと思っています。手取りの中で回っていて、家族が笑っていられるなら、それがその家の正解です◎
我が家もまだまだ試行錯誤の途中です。同じように「うちって使いすぎ?」とモヤモヤしているママの、ちょっとした安心材料になればうれしいです
余談 習い事が高い・・・

教育費が黄金比から飛び出している話の続きです。習い事は長女が3つ、次女が2つ、三女が1つ。子どもが3人いるので、ここはいたしかたない部分だと割り切っています。
それにしてもですね。昨今の習い事、年々値上がりしていませんか?4〜5年前は地域相場が月謝6,000円程度でした。それが毎年上がり続けて、今では月謝8,000円ほど。3人分ともなると、この差はなかなか効きます。
習い事をやめればいいのでは、と思ったこともあるのですが、子どもから「どうしてもやりたい!」と言われたらやらせてあげたいのが親心。経験値はプライスレスということで、他を削って捻出中です。
そういえば以前、小学校の先生が習い事はかなり地域性があるとおっしゃっていました。私の住んでいる地域はごく普通の住宅地なのですが、習い事に通う子が多いほうらしいです。長女のお友達にも、平日が全部習い事で埋まっていたり、1日に掛け持ちしている子がいたり。週2〜3回は当たり前という空気があります。共働き世帯が多いので、子どもの居場所や学童のような役割も担っているのかもしれません。
学校が終わったらランドセルを玄関に放り投げて、すぐさま友達と公園。そんな記憶しかない私にとっては、なかなか衝撃的だったのは言うまでもありません。みなさんの地域はどんな感じでしょうか?
何かの参考になれば幸いです。では!
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💡 免責事項・ご注意
この記事はネコアシ個人の体験・見解に基づく情報提供を目的としています。家計管理・節約方法は家庭の状況により効果に個人差があります。金融・投資に関する最終的な判断は、必ずご自身の責任のもと行い、必要に応じて専門家(ファイナンシャルプランナー等)にご相談ください。





