こんにちは、三姉妹ママのネコアシです!

療育って難しそう・・家でできるの?

わが家の三姉妹のうち、2人は発達特性持ち。感覚過敏不安感が人より強めで、保育園や学校で戸惑うこともちらほら。発達特性が気になる子どもと接する中で、「療育って家庭でもできるの?」と調べたり悩んだりした時期がありました。
今回は、家庭でできる療育の方法と、私が実際に参考にしてきた育児書の中から「これは読んでよかった!」と思える5冊をご紹介します。SNSで人気のてぃ先生おすすめの本も含めて、時短で学べる内容にしました。

療育ってなに?家庭でできるの?

療育とは、発達に特性がある子どもの成長や自立をサポートする支援のこと。専門施設に通うイメージが強く、実際わが子達もお世話になっていますが、実は家庭でもできる工夫がたくさんあります。

家庭療育のメリット

  • 子どものペースに合わせられる
  • 毎日の生活に自然と取り入れられる
  • 親自身が子どもをより理解できる

日々の遊びや声かけの中に、ちょっとした工夫をプラスするだけで、子どもが「できた!」と感じられる瞬間が増えていきます。

家庭で取り入れたい家庭療育の具体例5つ

1. 感覚あそび(粘土・水遊び・米びつ)

手先を使う感覚遊びは、感覚統合や集中力アップに効果的。家にあるもので簡単に取り組めます。

2. スケジュールの可視化で見通しを

朝の支度や帰宅後の流れなど、小さいうちは絵カードで。大きくなってきたら文字で可視化してあげると、子どもが安心して行動できます。

最近では小学生向けのスケジュールボード(100均や通販で購入可能)が販売されているので、それをアレンジして使うと便利です。

3. お手伝いで自己肯定感アップ

食器運びや洗濯物たたみのお手伝いで、指先やバランス感覚を鍛えつつ、自己肯定感もアップ!「ありがとう」「ママ助かったよ」の一言が何よりのご褒美になります。

4. 絵本で心を育てる

登場人物の気持ちを一緒に考えながら読むことで、共感力や想像力が養われます。相手の立場にたつことが苦手なお子さんにも◎

5. タイマー活用で切り替え力を育てる

「あと5分で終わり」と予告しておくだけで、スムーズな行動の切り替えがしやすくなります。タイムタイマーが有名ですが、わが家ではソニックのものを愛用中。わが子たちは視覚優位なので、パッと見て感覚的に理解できるものが合っていました。

育児のヒントになるおすすめ育児書5選

【おすすめ1】『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』(てぃ先生)

SNSで大人気の保育士・てぃ先生がみんなの悩みに回答!正論だけではない、すぐに 使えるリアルな回答をまとめました。悩みながら頑張る親の背中を押してくれる一冊です。※このシリーズは全巻おすすめ!気軽に読めて心が軽くなります。

  • 短く読みやすい
  • 保育士目線の具体的な声かけが学べる
  • イラスト付きで共感しやすい

【おすすめ2】『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(西村佑美)

小児科医であり母でもある著者が、医学・心理学・発達支援の観点から、家庭でできる子育て法を紹介。

  • 1歳から小学校入学準備まで対応
  • 発達特性のある子どもの育て方に悩む親に寄り添う内容
  • 最新の知見に基づいたアドバイスが満載

【おすすめ3】『我が子が発達障害だとわかったら絶対に知っておきたいこと』(桃川あいこ)

発達障害の名著100冊から知識を厳選し、漠然とした不安をなくしてくれる一冊。

  • 発達障害の基礎知識から日常生活の実践まで網羅
  • 専門的すぎず、すぐ試せる内容
  • 情報マニアのお母さんが20年かけて集めた知識を凝縮

【おすすめ4】『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(小川大介)

「早くして」「がんばって」などの声かけが逆効果かも?と気づかされる内容。

  • 東大合格者を多数育てた教育者による実践的アドバイス
  • 子どもが「考える力」を伸ばせる関わり方
  • 親の言葉の影響にハッとさせられる一冊

【おすすめ5】『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』

オックスフォード児童発達学博士による、エビデンスに基づく最先端の教育メソッドをほめ方・叱り方という「声かけ」に落とし込んだ画期的な最新子育てバイブル

  • 対象:3歳〜12歳
  • 傷つけずに伸ばす伝え方のコツを科学的に解説
  • 海外で評価の高い教育メソッドを家庭で実践可能
  • 「ほめる・叱る」から「導く」へ変わる新しい育児観

子どもと一緒に育つ、を楽しもう

療育は「特別なこと」と思いがちですが、実は親子のふだんのやりとりそのものが、大切なサポートになります。完璧じゃなくても、「今日はちょっと気にしてみようかな」くらいでOK。本を読んで「やってみよう」と思えたら、それだけで十分な一歩。焦らず、ゆっくり、お子さんの「できた!」を一緒に喜んでいきましょう。

まとめ|家庭療育で子育てに安心を

  • 家庭療育は「遊び」や「お手伝い」からでもOK
  • タイマーやスケジュール絵カードも効果的
  • てぃ先生おすすめも含む、家庭でできる療育に役立つ育児書5選は、ママの心の支えになる
  • ひとりで悩まず、情報と気持ちを共有していくのが大切

一緒に、子育てをもっとラクに、楽しくしていきましょう!