こんにちは!三姉妹ママのネコアシです。

子育て世代のママたちにとって、毎月の生活費のやりくりは大きな課題ですよね。特に5人家族ともなると、食費や日用品、教育費など、出費がかさみがちです。今回は、我が家のリアルな1か月の生活費を公開し、無理なく続けられる家計管理のコツをご紹介します。

我が家の家族構成と生活スタイル

まずはじめにネコアシ家の家族構成を…

夫(会社員)+ネコアシ(在宅)+三姉妹(小4/小/年長)の5人家族です。
夫は会社員でお弁当持参。朝はパン派です。本格的な食べ盛りではないものの、子どもたちが年々よく食べるようになってきて、お米の消費量は1か月に15kg~20kgです。

家計の黄金比ってご存じですか?

最近SNSでも見かけますよね、収入に対しての黄金比率。(わたしは家計管理を真剣に取り組み始めたころに初めて知りました)色々な数字を見かけると思いますが、有名なのは下記の2つでしょうか。

アメリカの上院議員エリザベス・ウォーレンが提唱した「50(NEEDS):30(WANTS):20(SAVINGS)」がこちら。

  • 50%:NEEDS/生活必需品(食費、光熱費、家賃、車など固定費)
  • 20%:WANTS/贅沢費(外食費、レジャー費用、趣味など)
  • 20%:SAVINGS/貯蓄・投資

有名なFP(ファイナンシャルプランナー)横山光昭さんが提唱している家計項目別黄金比率はこちら

  • 住居25%
  • 食費14%
  • 光熱費7%
  • 通信費2%
  • 生命保険料5%
  • 生活用品費2%
  • 医療費1%
  • 教育費3%
  • 交通費2%
  • 被服費3%
  • 交際費2%
  • 娯楽費2%
  • こづかい10%
  • 嗜好品1%
  • その他4%
  • 貯蓄17%

じゃぁ我が家の黄金比は?1か月の生活費の内訳を公開

この数値通りに行けばもちろん良いのですが、家庭環境によってはなかなかうまくいかないことも。あくまで参考であって、実際は家庭にあった数字を落とし込むことが大切かと思います。

上記を参考にしつつ、我が家に合わせた内訳がこちら

固定費
生活費
貯蓄
  • 住居【23%】約100,000円
  • 光熱費【8%】約35,000円
  • 通信費【3%】約13,000円
  • 生命保険【3%】約13,000円
  • 教育費【13%】約56,000円
  • こづかい【9%】約40,000円

固定費計59% 257,000円

  • 食費【20%】約86,000円
  • 日用品【5%】約22,000円
  • その他【6%】約26,000円

生活費計31% 約134,000円

  • 貯蓄【10%】約43,000円
  • +残り分を貯金

5人家族:1か月にかかる生活費は約39万円(貯蓄を除く)

ごらんの通り、細かく分けるのは性に合わないため、かなり費目が少なくなっています。(実際家計簿ではもっと少なく付けています)おこづかいも固定費に組み込んでしまっているのは、毎月固定金額だから、というずぼらな理由だけ。
教育費と食費が大きな割合を占めています

貯蓄に関しては必ず1割だけは先取り貯蓄と決めていますが、あとは余った分を貯蓄するというゆるい感じになりました。以前はもう少し先取り貯蓄をしていたのですが、この物価高に対抗すべく生活費優先にシフトです。
非常に高くなっている教育費の原因は習い事。贅沢費に含まれる項目かもしれませんが、我が家では教育費として計上しており、固定費に含めています。

黄金比率の3%だと、給食費や積立金(3人合わせて2万円ほど)すらまかなえません。
習い事は長女が3つ、次女2つ、三女1つ。
子どもが3人いるので、ここはいたしかたない部分だと割り切っています。

家計を守るために実践している節約&やりくり術

節約といっても、無理な我慢は続きません。
そこで我が家では、**「ゆるく、でも効果的に」**をモットーに、以下のような工夫をしています。

スーパーは週2回まで+月1回のコストコ買い出しで食費カット

近くのスーパーの安くなる曜日に1週間分をまとめ買い!あとは追加で1回、日持ちのしないパンや牛乳などを購入するだけ!と決めています。とにかく行かない!

コストコや業務スーパーも活用

大容量の肉類などは、コストコや業務スーパーでどーん!とまとめ買いします。コストコではだいたい豚肉・鶏肉・魚類を購入し、それぞれ小分け&下ごしらえして冷凍保存。業務スーパーでは冷凍総菜をいくつかピックアップしておきます。このおかげで「今日何作ろう・・・」から、「とりあえず米炊いて、なんか焼けばいいや!」という思考になり、結果外食が減っています。

ポイ活・キャッシュレスでお得に支払い

クレカやQRコード決済でポイントを貯め、贅沢費(外食代)に充てています。主に使っているのは住信SBI銀行のデビットカードとpaypay。即時決済が好きです。
最近は自治体のキャンペーンもあるので、市の広報などにも注目しています。

外食は「月2回まで」と決めて楽しむ

子どもたちも楽しみにしている外食。特に回転寿司が好きなのですが、頻繁だとびっくりするほど食費が跳ね上がるので「月2回まで」とルール化。その分、外食の日は家族で思いっきり食べます!

家計管理にはアプリとエクセルを併用

家計管理には、家計簿アプリ+エクセルのダブル使いが便利です。わたしは書くことが好きなので、手書きの家計簿もつけていますが、全体像を把握するのはアプリとExcel。パッと家計が見えてきて良いですよ。

● 家計簿アプリ「Zaim」

  • レシート撮影で入力ラクラク!
  • 自動でカテゴリー分けしてくれるから見やすい!
  • 予算オーバーも一目瞭然!

● 自作エクセルシート

  • 月ごとの変化がパッと見でわかる
  • 固定費・変動費を分けて管理できる
  • 翌月の予算組みもしやすい

デジタルに頼ることで、隙間時間でもササッと家計チェックができるのがポイントです。

「使うときは使う」メリハリが、家計を守るカギ!

節約も大事だけど、子どもたちとの時間や体験も、やっぱり大切。
我が家では、「ここは節約!でもここは投資!」とメリハリを意識しています。

たとえば、学用品や体験教室にはしっかりお金をかける。
でも、洋服はお下がりやフリマアプリを活用。
使うべきところと削るべきところを意識すると、家計がぐっとラクになります。

まとめ:家族と暮らしに合った、わが家流のやりくりを見つけよう

5人家族の生活費は、それなりにかかります。
でも、大切なのは「収入に合わせて使う」「ムリなく続けられるルールを作る」こと。

毎月赤字に悩むより、自分たちの暮らしにフィットしたやりくりを見つけていくことが、家計管理成功の第一歩!

我が家もまだまだ試行錯誤中ですが、同じように悩んでいるママたちの参考になればうれしいです。
また工夫が増えたら、どんどんシェアしていきますね

余談 習い事が高い・・・

それにしてもですね。昨今の習い事・・・年々値上がりしていませんか?4~5年前は地域相場が月謝6,000円ほどでした。それが毎年上がり続け、今では月謝8,000円程になっています。

習い事しなきゃいいのでは?と思ったこともあるのですが、子どもから「どうしてもやりたい!」って言われたらやらしてあげたいのが親心。経験値はプライスレス。オカンもオトンも頑張って稼ぎます・・・。

そういえば以前、長女の通っている学校の先生が「習い事はかなり地域性がある」とおっしゃってました。私の住んでいる地域は本当に普通の住宅地なのですが、習い事に通う子が多い方らしいです。長女のお友達にも平日は全て習い事で埋まっていたり、1日に習い事を掛け持ち(!)したり。みんな週2~3回は習い事があって当たり前のような環境です。共働き世帯が多いので、子どもの居場所や学童のような役割も担っていると思います。

色々な時代背景もありますが、習い事とは無縁だった私にとってはかなり衝撃的でした。学校が終わったらランドセルを玄関に投げ捨て、おこづかいを握りしめ、待ち合わせの定番『小学校の正門前』に向かって走る。そしてお友達と駄菓子屋へ・・・と遊んでばかりいた記憶しかありません。
みなさんの地域はどんな感じでしょうか?

何かの参考になれば幸いです!では!